永井 菜緒 | 設計デザイン
1985年 石川県生まれ
首都圏での不動産企画、店舗やシェアハウス、シェアオフィス等の設計施工経験を経て、2014年にUターン。個人事業として一級建築士事務所「SWAY DESIGN」を開設。2018年法人化。
住宅・オフィス・店舗のリノベーションを手掛ける。
Q1. あなたが思う北陸の魅力は何ですか?
街の規模感、エリアの種類と特性。高校生まで地元にいたものの、当時知っていたのは自転車移動圏内の小松市内だけでした。
この地で独立して、能登、金沢、南加賀などの方達と関わりを持ち、エリアによる文化や食、人柄などの違いを面白く感じています。
製造業、観光業、農業・畜産業などの古くから受け継がれてきた産業も多く、その歴史と文化の中に、新幹線開業以降の新しい変化も掛け合わさって、まだまだ面白いことが仕掛けられそうな地域だと期待しています。
Q2. TARUKOBACOに期待することは?
TARUKOBACOを使って何かを始めた方たちの店舗やオフィスなどを巡り歩くコアなTARUKOBACOファンが生まれると嬉しいです!そういうカスタムの仕方があったのか、などそれぞれの使い方を見てオーナー同志は刺激を、訪れる人たちは自分たちも何かやれるかも、と何かきっかけを与え合うような繋がりができるといいなーと妄想しています。
Q3. プロジェクトに対する意気込みを教えてください
設計事務所は基本的には依頼者ありきの直接要望を聞いてスタートする仕事が殆どです。
今回のように先にモノをつくって販売する形はなく、どこまで整えるのがベストなのか、万人受けするものにしてよいのか?逆にニッチに寄りすぎる?など見えない市場を想定して迷うことばかり。TARUKOBACOを選んでくれた人にとって、これに出会わなければ始まらなかったね、といつか言ってもらう場となるために、思索を続けます。