小川 佑真 | ブランディングデザイン
1988年 奈良県生まれ
企業にてデザイン業務に従事した後に独立。2019年に漆器の木地を作る職人”木地師”にあこがれ加賀市に移住。現在は、木地師兼デザイナーとして活動している。
Q1. あなたが思う北陸の魅力は何ですか?
温泉と日本酒です。私が住むのは山中温泉という温泉地なので、地元住民が使う総湯(共同浴場)に毎日通っています。総湯までは歩いていくのですが、道中に日本酒バーがあって、気がつくと総湯上りに日本酒を飲んでいます。あとは、石川弁っていうのか、地元の方々の語尾を伸ばすゆっくりとした話し方も好きで、最近はふとした瞬間に自分も語尾が伸びている時があって嬉しくなります。
Q2. TARUKOBACOに期待することは?
自分がしたい事を我慢せずにチャレンジする人がもっと増えるといいなと思っています。私自身、木地師とデザイナーの二足の草鞋を履く生活をしているのですが、今は加賀市に古民家を買ってDIYでリノベーションをしながら工房兼自宅を作っています。それはそれで楽しいんですけど、やっぱり費用的にも体力的にも大変で。笑
もしもっと早い段階でTARUKOBACOに出会っていたらもう少し違うやり方があったかも。そんな実体験が伴うからこそ、このプロジェクトの話を聞いた時はとても魅力を感じたのを覚えています。
Q3. プロジェクトに対する意気込みを教えてください
TARUKOBACOの面白いところは、プロジェクトメンバーのほとんどが北陸出身という点です。地元民だからこそわかる地域特性や地域ならではの困り事をそのまま商品に落とし込めるので、商圏も北陸に絞っています。ビジョンにも掲げている通り、プロジェクトの根底には、北陸の皆さんの夢のサポーターでいたいという思いがあります。TARUKOBACOによってその夢が実現した未来は、きっと私たちの北陸の生活がもっと楽しくなると信じています。